Over the Hills and Far Away: 雨のエンデューロもなかなか…(袖ヶ浦エンデューロ)

2012/03/18

雨のエンデューロもなかなか…(袖ヶ浦エンデューロ)

雨のエンデューロもなかなか…オツですな!

ルノー 6ホール サイクルエンデューロに出場して参りました。
雨と強風の中ガクガクブルブルでしたが、終わってみれば楽しかった!
皆さん、お疲れ様でした。どうもありがとうございます。
 
レースらしさが出てる写真が1枚もない…
本文は色々振り返ったら長くなってしまった。

タロウ輪業のタロウ先生の作品も合わせてご覧下さい。 あっちのが面白いw
パンツの中までびしょ濡れだ(袖ヶ浦5時間エンデューロ)後編
2012/3/21 上記リンクを追記、タイトル若干修正
雨なので機材は、デジイチではなく防水のDSC-TX5を持っていった。大会主催者がホームストレート真横の報道スペースでの撮影を禁じいてコンデジのレンズじゃ無理でした。 安全配慮ってのもあるんだろうけど、流し撮りできないじゃないか!まあ、仮に解放されてたとしてもあの雨じゃ寒くて撮る気がしないw

レース開始まで

紆余曲折ありすぎたので書いておきます…

2時半に起きて、3時前に出発した。
4:00に練馬の集合場所でkobassoさんをピックアップする予定で
時間前に到着したが、突然の腹痛に襲われマックでトイレ借りてデトックス。
そうしてる間にkobassoさんが到着したので合流。
ここまでは予定通り順風満帆である。

kobassoさんのKHARMAと荷物を積んで、ラゲッジのドアをパタンと閉めた。
よし、「いざ、袖ヶ浦へ!」 とポケットに手を突っ込んだら
鍵が無い。傘じゃなくて鍵がない。
モビリオスパイクの糞仕様で、ラゲッジのドアを開けてると勝手に他の鍵が閉まってしまうのだ。で、ラゲッジを閉めるとThe End…密室状態の完成である。

頭が真っ白になり、必死で全てのポケットを探して鞄の中身を全部出してみたが見つからず…
諦めて、鍵の救急ロック24てとこに電話したが出張費込みで25,000円かかるという。

あまりの金額に腰を抜かしていたら、「車出すんでスペアキー取りに行って戻ってきましょう」と機転を利かせたありがたいお言葉を発してくれた。
チームの集合には間に合わないのは決定…
埼玉練馬間を関越使って、往復2時間かけてスペアキー持って出発後へ戻ってきた。

皆様、大変ご迷惑をおかけしました。
特にkobassoさん、すみませんでした。自分のうっかりミスのためにご面倒をおかけしてしまいました。


6時過ぎにリスタートして、首都高・アクアラインを経由して袖ヶ浦へ。
車の速度のせいか、外はもう土砂降りの様に見えて、無事に着けたとしても本当に走るのか?という気持ちでいっぱいだった。
苦手な首都高はkobassoさんのナビのお陰でノーミスでクリア。が、千葉の高速でミスコースしてしまい8時過ぎに目的の地に着いた。レースは始まってしまっているが、着けてひとまず安心。ふー。
路面から何から何までビショビショです。


出走前の準備について

第一走者は走ってしまっているので、それ以外のチームの方にご挨拶と謝罪をして
準備を進める。ECUは、1チーム3人の計9人出場するのだが、まとめて申し込んだのに何故かヒナさん、ナポリさん、自分のチームばななだけ10つも離れた場所にピットを切り離されてしまっていた。朝一で抗議してくれたみたいだけど、改善されず… この主催者は本当に気が利かない。

ウエアに着替えたけど、弱雨だと思ってたので自分のレインジャケットは
サガミオリジナルより暑いぐらいのモンベルの薄薄ウインドブレーカー…
頼りない感はプンプンしているが、無いものはしょうが無いのでCRAFTの長袖の上に
お借りしたECUジャージ半袖を着て、ウインドブレーカーを羽織ってゼッケンを付けた。
ビニール袋のシューズカバーは付けるのを忘れて、シャワーキャップだけ装着。

何だか、集中力が足らずグズグズ準備をしていたら、2番手のナポリさんが走り終えて
戻って来てしまったのだ。


走りについて

次は自分の番だが、グローブもしていなければサイコンもバイクに付けてない!
(((( ;゚д゚))))アワワワワ 本当にこんな感じだった。
サイコンは諦めて、グローブだけつけて走りだす。
雨の帳の中へ。慌てふためいてた男は走りだす。


チームばななの作戦は、1人5周ぐらい走って交代というアバウトかつ大胆な覚えやすいものである。他のチームはホームストレート通るときにあと何週とか伝えてるるけど、こちらは特にサインもしないw
監督からのメッセージは、ただ落車せずにまったり楽しみましょうということだけ。
このお陰で緊張せずに済みました。

弱い雨と言えど、走りだしてすぐ顔が超ウェットになった。
そして、防寒用のシューズカバーさえしていないことに気が付いた!参ったなーと思いながら軽いギアを踏み走りながらウォーミングアップ。はい、準備もままらないので当然のようにウォーミングアップさえしていません…
しかし、心配していた膝も痛みがなく意外と脚が回る。

2週目から本気を出して回ってみた。本気って言っても大したこと無いんですがw
サーキットだけあって路面状態がよくコースの幅も広くとても走りやすい。
もちろん、雨ということは除いてw
カーブもライン取りするのが楽しくなるS字型のがあって面白い。参加者全員が
落車に気をつけてるようでしっかり減速してコーナーに侵入していたのが良かった。
自分も路面に水が溜まってるような完全ウェット状態で走るのは初めてだったので
慎重に曲がった。ドライの状態でコーナー攻めるの楽しそうだなぁ。

前の人の跳ね上げる水が嫌だったのでドラフティングも遠慮気味に走った。
絶対口に入るじゃないですかアレ・・・

2週目ぐらいからもう靴の中はぐっしょり濡れて中に水が溜まっていた。
ピットに戻りたかったけど、それじゃ不甲斐なさすぎるので開き直って走り続けた。

頭の中でカウントしていた5周を終えたのでピットイン。
本当は、4周と5周で不確かなラインだったw  夢中で走ってるとつい周回数が分からなくなります。そういえば、彩湖のエンデューロの時もカウントミスしたなぁ。


とりあえず無事自分の番が終わって良かった。

3時ぐらいに細巻きとバナナを食べただけだったので10時ぐらいにブランチ
ハーブチキン・ライスとポテト

 
美味そうに見えたけど、骨があって食べにくいし味もイマイチだった。しかし、腹はしっかり満たされた。

レッドブルガールが配り歩いてたのをtarowax会長がレッドブル見つけてゲット!
 
翼をさずかった!と自己暗示。


シトロエンのバン 特に関係ないけど、カッコ良かったから撮ってみた
 
待ってる間が尋常じゃなく寒かった。体が自然と震えだす。
ジャージを羽織ってみるもインナーウェア・レーパンまで浸水しているため
全く暖かくない。無いよりはましだけど。
走行中は寒くないので、1人1回走って終わりって作戦がベストなのかも。
ECUの他のチームは1人1時間走ってた。自分じゃ脚が持たないだろうなw

そうこうしてる間に、また自分の番が来た。
今度は準備にぬかりなく、サイコン装着、靴下も履き替え冬用シューズカバーも履いた。どうやらシューズの下から水が入ってくるようで、カバーは全く役にたたなかった。やはりビニール袋が必要のようです。

コース中程で強い向い風が吹き荒れていたのでたまらずドラフティング解禁。
跳ね上げる水が口に入らないように持ってきたフェイスマスクを装備した。
これが大当たりでお口に入るのを完全シャット。跳ね上げ水にはフェイスマスクが効く!
しかし、早いスピード域の跳ね上げは見事なまでに飛んでくる。まるでクマが鮭獲ったときに巻き込まれた川の水のごとくだった。

ペースの合う集団と走れて、調子良かったので行けるところまで走ろうと思ったけど、5週目でふくらはぎを攣りかけたので6週でピットイン。
どうやら踏み込みすぎると来るようだ。次回からはこの前悟ったハンドルを押して引き足を使うペダリングを多用しようと決めた。

 途中経過
 
ECUチームりんごがランクインしてます。さすがうちのエースがいるチームや!

「12:45にピットが閉まって交代できなくなるので、その時間過ぎちゃってしまっても
かまいませんよ」とナポリさんに押しておいたが、しっかり予定戻られたw

アンカー、出ます! 最後だから頑張ろうと思いコースインしてちょっとすると
肩を叩かれて見るとそこにはエース tarowax会長だ!
今までチームメンバーと走れても1/3週かそこらだった。3チームあるのになかなか出くわさないもんです。
やっと、 メンバーと走れると胸躍った。
が、速い速い・・・坂だろうが向かい風だろうがガンガン進んでいく。
チームりんごがいい位置にいるのでアシストしたいと思ってたが、千切れない様にするのが精一杯でした。
途中本当に千切れそうなところが何箇所もあったけど、ビタッとツキイチで走った。
この時には心拍上がりすぎてもう息苦しいのでフェイスマスクは外して口をあんぐり開けて呼吸していた。水が入ってもお構いなし、正直ヨダレや鼻水も出ていたと思うw
そんなの気にしてられないほど付いていくのが必死。
ヒナさんが撮ってくたホームストレートで会長の後ろを走る自分の写真

なんとか3週付いていった。3週目で自分と会長を含む5人ぐらいの集団が
結成された。「回して行きましょう」と声かけてきた人はあまり牽いて無かった気がするけど…ほとんど会長が牽いてた気がする。
当然、自分に出番は無し。
 が、4週目の序盤で途中先頭がタレたので南無三!て思いで先頭に出てみた。向かい風のキツい下りとそのコーナー開けた坂を牽いて終了…次の強風区間で力果てました。
集団を見送ってあとは一人旅。
ログ見ると4週目のRap17は、千切れたあとは少し流したのに4:18を記録している。
あの集団に付いていけたら4分切れたんだろうか・・・恐ろしいペースやで。

最後4分前半で走れたらもう1週稼げたけど、もう脚が無いので潔く諦めたw


チームメイトとゴールという夢も破れて、終了の放送が聞こえてきた。
エンデューロ終了。

全くの役立たずだったけど、集団って面白い。自転車の醍醐味な気がする。
エンデューロだと協調体制が基本ぽいけど、レベルがもっと高いと駆け引きとかするんだろうなぁ。

チームばななは、30何位だった。他のチームがいそいそとバトンタッチする中
次の出走者がトイレに行ってたり(自分ですが…)マイペースな割にはいい順位に付けたと思う。りんごは10位台、さすがです。

ピットの時間短縮には戻ってくる人が計測チップ外して置いて、次は知らない人に渡してその人が出走者に付けてあげるのがベストってのを見て学んだ。

あいにくの雨で出走さえ危ぶまれたけど、終わってみれば楽しいエンデューロでした。
走っちまえば関係ねぇってのを学んだ。みんなで走れば怖くない。寒けど。
また機会があったら出場したい。
サーキットで走るっていうのは良いものだ。あの平らな路面に頬ずりしたい。


 ~ ロ グ

Time 01:28:20
Elapsed Time 03:12:45
Max Speed 41.6km/h
Avg Speed 30.9km/h
Cadence 91.48

■ラップごとのタイムとか


おまけ

バイク逆さまにしたら水がドバドバ出てきたw
 

なんとなく心配なのでリコーダーを掃除する要領で布突っ込んで拭き拭き

あとはヘッドのグリスアップをした。
ホイールのEA90SLXもやった方が良いんだろうけど、ちょっと様子がおかしなところがあるので後日本格的にやる。
BBはブツが来てから交換ついでに。

雨のライドはあと処理のメンテナンスが面倒くさすぎる。走ってる間は言いにしても。

さらにおまけ
翌日の今日、また予報以上に雨脚が早く、また雨に降られた。
失意のため写真はない。

もう雨が心の底から嫌いになった2日間でございます…
Posted by Picasa

2 件のコメント:

  1. エンデューロお疲れ様でしたm(__)m

    のっけからのトラブルご愁傷様です。大変でしたねー!
    しかしサーキット場だけあって路面が綺麗ですね。走りやすそう♪

    雨でも走ってしまえば何とかなるものですが、待機時間がツライですね~。私も雨天走行はコリゴリと思ってはいるのですが、今週末の日光東照宮も雨模様・・・。DNSしてぇ・・・。

    機会ありましたら、KRでも是非参戦を♪

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    1. くまライダーさんも彩湖エンデューロお疲れ様でした。
      ずぶ濡れにはなりましたが、汚れが全くなかったです。泥とかも無いんですかね、サーキット素晴らしい。跳ね上げる水が口に入ってもそんなに気にならないわけだW
      自分はアタック愛鷹ですが、雨ですね…どうしてこうも週末ばかり雨なのか…
      KRはいつもチャンスを狙ってますw

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