Over the Hills and Far Away: 【登山】9/18 谷川岳 馬蹄形縦走を天神平→蓬峠まで歩いた

愛車など

2017/09/21

【登山】9/18 谷川岳 馬蹄形縦走を天神平→蓬峠まで歩いた


蓬ヒュッテと大源太山を南側から望む
以前、計画書をアップした「谷川岳 馬蹄形縦走(時計回り)」にチャレンジしてきました。

結果としては、初日の悪天候により予定通り歩をすすめることができず蓬峠まで行って
エスケープしました。
アタック299といい、今年はDNSばかりだな俺…

でも、生きているだけで丸儲け。うふふふ、オッケ~!


共有したい! 山の、台風一過は遅れてくるという可能性


おふざけも程々に、1つみなさんに共有したいのは、「台風一過は、山には当てはまらない」ということです。山小屋のおっちゃん曰く、山は吹き返しの風が来たりして平地と比べて半日以上遅れて台風一過の晴れが来ることが多いとのこと。

検索してみたら、ヤフー知恵袋でも同じような意見がありました。
台風一過で晴れるのは平地の話だよ。山は天気が悪いことが多々ある。
今回みたいな台風の通過後は一時的に冬型みたいな気圧配置になるので、山は雲がかかって雨という事が経験上多い。
晴れたとしても山の上は地上と違って猛烈な風が吹き続けているのでまともに歩けないような強風という事も多い。
まさに台風が去った18日(月)はこの通りでした。谷川岳以南は晴れているのに、谷川岳には雲がかかっていて山の上は風速17mもの風が吹いていました。ロープウェイは速度を落として運行できていましたが、天神峠行きのリフトは運行停止していました。

簡単にでも天気予報を勉強して気圧配置から予想できるようになった方が安全に楽しめると思いました。ちょっと本を物色してみます。


晴れたら険しさも一転、谷川岳は美しい


初日は雨とガスで何も見えなくて辛さしか無かったけど、翌日視界が開けたら
すっごーい!きれーい!!となりました。マジで。
恐怖で精神的にやられてたのに、谷川岳大好きフレンズに転向しましたね。

素晴らしいところです、谷川岳。また行きたいと思います。
ちなみに紅葉は、まだ「草」紅葉のみでした。




■歩いたルート


助けられた、茂倉岳避難小屋

反省点

  1. 雨・風が強いと所要時間が倍かかる
  2. 大和高原地図の情報はよく読もう(一ノ倉岳まで濡れると滑りやすい岩場が続くとかいてあった)
  3. レインジャケットを来ていても岩場等で腕を上げると袖口から水が伝わってくる→モンベルのリストバンドを買って対策
  4. 軽量化のため着替えを減らしすぎるな→一式が全部濡れることを想定せよ
  5. スリーピンマットの外付けはやっぱり危険→危険箇所は少ないと思っていたが雨風で難易度が上がったため、ヒヤッとするときがあった
  6. エスケープルートは複数用意
  7. ウインドブレーカーはあったほうが便利
  8. 雨の中の補給食問題、何をどうやって食ったらいい?
  9. 雨の中のサコッシュの中身問題。ザックに全て入れたけど、地図までしまうなアホゥ
  10. 体力がないうちにデジタル一眼レフ・三脚+テン泊セットは重すぎた
  11. 「天気と暮らす」の風速予報は精度が高いようなので信じてみよう
  12. 携帯トイレットペーパーはちゃんと補充しよう
  13. カロリーメイトのような腹にたまる補給食も追加せよ
  14. 山小屋のおっちゃんに情報を聞こう(肩の小屋でしっかり情報を確認すれば良かった)
  15. 縦走と言えど、アップダウンがけっこうキツイ
2日目は晴れ!

上手く行った点

本で読んだシェラフをドライバッグの中に入れる作法が役に立った。
長時間降られていると本当にザックの中まで濡れてくる。
着替えもドライバッグに入れていたので無事だった。下半身の替えを一枚も入れてなかったけど…

あと、避難小屋をチャックしておいて良かった。



トライアンドエラーで、山に慣れていこうと思います。

次に馬蹄形リベンジする時は、山小屋か避難小屋に泊まる予定にして荷物の軽量化を計り、ロープウェイを使うことにしよう。西黒尾根を登るのはもっと体力がついてからにする!
ロープウェイも今回みたいに電車の遅れや風の影響で遅れて、天神平10時スタートになったりするので注意が必要だが。

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