Over the Hills and Far Away: 梅雨の中休みにツール・ド・奥武蔵試走

2012/06/27

梅雨の中休みにツール・ド・奥武蔵試走

 このチャンスを逃すといつ走れるかわからない!との意気込みで
梅雨の中休みを利用してヒルクライムしてきた。
今週末に控えたツール・ド・奥武蔵の試走、スーパーアタック奥志賀 、アタック299と
山岳ステージが続くので体を慣れさせる(麻痺させる)ためにお山ばかりのコースを
チョイスしましたよ。
正直、登り飽きたw
※この記事は写真が多めです。

ツール・ド・奥武蔵

 

自分が引いたツール・ド・奥武蔵短縮簡易版

さすがに3,872m も登るのは、キツいだろと怖気づいて、前日に緩めのルートを引いた。
今思えばナイス判断だよ。

定番の寝坊をかまして7時過ぎに起きてパパっと準備。
7時半過ぎに出発したかな。

いつもときがわ町に直行していたので越生に行く良いルートが思いつかなかったので
嫌いな物見山を越えていくことした。
まだまだ先は長いのでユルユル登ってたらサクッと2人に抜かれた。
そのうち1人がタレてきたのでちょっと踏んでパスさせていただいた。ついムキになってしまう…自転車乗りの多い物見山が嫌いw

越生に入って、シロクマパンで補給しようと思ったけどまだ開店前だった。
いつも来ないから勝手が分からない。辺りを見回したらセブンイレブンの看板があったのでそこで補給。近くにもミニストップがあって意外と補給ポイントが充実してる越生。

まだ1:30も走ってないけど、本日一発目のコースをキメて、つぶあんパンをポケットに詰め込んだ。山の中でハンガーノック起こしたら大変だから本日は慎重です。単独だし。
ここから40kmぐらい有間ダムまで補給ポイントなし。横に外れたらあるのかも知れないけど。

黒川三滝の方へ進んで龍穏寺の看板を右折。

 
龍ヶ谷+梅本線に入ります。
およそ7.2kmで平均斜度8.5%のなかなかキツい坂でございます。
来た事ないと思ってたけど、この門は見覚えがあった。
登ったことはないけど、下ったことあった坂であった。
 

台風の爪痕がしっかり残っていて、杉の木が路面に散ってた。

 
いつもは10%ぐらいだと34*25で頑張るだけど、今回は10という数字が見えたら
インナーローに迷いなく叩き落としたw 乳酸ためたらアカンぜよ。
しかし、そんな軟弱ギア使うなと叱るが如く、インナーローから2段ぐらいまで
踏み込むとギシギシと異音がする始末…
チャラチャラって音じゃないのでFDが当たってる訳じゃなさそう。 背に腹は代えられないので構わず使うことにした。

梅本線制覇、奥武蔵グリーンラインにイン。
 

刈場坂峠を目指す。
出だしから完全に沈黙してるハートレートモニターが汗をかいても
うんともすんとも言わないので、電池交換をすることにした。
心拍数がわからないとペース配分もできない体の故。
 
見晴台の上に立ってみるもあいにくの天気で展望はよくない。その分涼しいから
良いんだけど。
常備してるボタン電池に交換。
 

 
しかし、反応せず… この前の雨のブルベでぶっ壊れたか?
確かに後半心拍数80とか記録してたんだよな。壊れてたとしたら痛い出費(´∀`;)

10:32 刈場坂制覇 今回は記念撮影を欠かしません。
 

トイレにアブがいて命がけだった…
ずっとブルブル体を震わせて寄せ付けないようにして用をたしました。

南下して正丸峠を目指す。
途中落石崩落してる場所があった。台風恐るべし。
かなり荒れてるので下りはほぼブレーキかけっぱなしで精神的に疲れた。
 

正丸峠に入って、そうそうココは斜度もキツくなくて優しい峠だった♪なんて
思いながら登ってたら同じBMCジャージに身を包むBMC乗りが下りてきたw
お互いに「良いジャージ着てますねぇ !」なんて声かけた。

赤い車のパパにも声かけられた。「秩父、抜けられますか?」 と聞かた。
自分も秩父も目指してたから行ける!と思い「ハイ!」と返事をしてしまったが、
よくよく考えると自分のルートはかなり遠回りだった…
「やべぇ嘘ついちゃったよ、止まってくれないかな…」と反省しながら登ってたら
風景を撮るために止まってるのを発見。謝って299のことを説明した。
何でも息子さんが頭文字D読んで正丸峠に来てみたくなったそうだ。実際に、こんな峠を車で攻める人なんかいるのか…走り屋ってぶっ飛んでるぜ。

正丸峠 say haaa!
 
晴れた日にはスカイツリーが見えた気がしたけど、今日はダメです。
 

ちょっと下って、ちょっと登って…
11:24 山伏峠制覇!
制覇って言っていいのか分からないけど記念撮影は欠かしません。
なるしまフレンドな方々がたくさんいた。正丸峠にもいた。いったい何人いるんだ。
そんなに大人数いたら猫投げるような変な人も1人ぐらい出てくるだろう。

 
山伏からの下りは道も綺麗で楽しかった。

道の駅からの眺め。
前来た時(工事で有間峠は登れなかった)も同じアングルで撮った気がする。
ここではちゃんとした食事は取れない。おにぎりとかは売ってるらしい。
 
有間ダム
 
奥に山々が見えます(゚A゚;)ゴクリ

12:14 レイクサイドテラス名栗湖で昼食をとる。
山菜うどん&しばづど
 
何故か温かいうどんにしてしまい少し後悔。
山で作業する人たちの飯だったという、しばづどは赤飯みたいな感じで美味かった。

モシャモシャ食べてると目の端にテカっとした物体が映った。

 
トカゲだ!コソコソと近寄ってカメラにおさめた。
綺麗だなぁ。
 
昔からトカゲとカナヘビの違いがわかるぐらい爬虫類が好きです。
詳しくはないけど見た目が愛らしくて好き。小学校の頃、捕まえてはポケットに
入れてたりしたw

腹も満たされ、癒されもしたので、いざ本日のメインの有間峠へ。

広河原逆川線と書かれたこの看板、正解は右です!
右は、渓流釣りセンターの駐車場のようになってて直感でこっちじゃないと思い
左に進みました…
ガーミンのルートは右になってたけど、左と右を比べたらどうしても左が正解のような
気がしてしまった。
ウェットというか川になってました。こんな道を進みました、ミスコースなのに。

林道滝の入線
お。ここからが本番なのか?なんてちょっとワクワクしてきました。ミスコースなのに。

はい、絶望!!
お客様終点でございます。
この光景を見たときは酷く落胆しましたorz
10%超の坂を2kmちかく登ってのこの仕打ち…有間峠諦めて帰ろうかと一瞬考えてしまうほどだったw
ヘビイチゴでも食べたら気分変わるかなぁなんて考えたりもした。
腹壊したら大変なので思いとどまったが。そもそも食べれるんだっけ?

来たスリリングな道を戻った。水は流れてるし砂と石は散乱してるしで
大変だった。パンクしなくて良かった。

例の看板を右に曲がって有間峠を目指す。
工事が終わったばかりなのでアスファルトがきれいだった。麓の方は。
登りながら「あれ、何キロあるんだっけ…」 ってなって不安になった。
予習が足りてない。トータルの獲得標高しか見てなかったす。
まぁ、いつもの様に淡々と登るだけなのですが、気持ちの持ちようがちょっとねぇ…

斜度は10%ちょっとの坂がずっと続く感じだった。コンパクトクランクなら太刀打ち出来きます。ずっとこの勾配が続くと6%とかが平地のように思えるから不思議だ。

途中、脚にちょっとした違和感を感じて見てみると赤い跡がポツリとできてた…
激しく嫌な予感。
「ブヨか、ブヨなのか?」と不安で胸をいっぱいにしながらペダルを回した。
無駄だろうけど、途中の湧き水で洗ってみたりもした。

06/27今日、患部の症状が完全にブヨの虫さされと完全に一致します。
去年に引き続き本当にありがとうございましたorz

川が綺麗な場所に行く時にはハッカ水を持って行く事にしようか。虫よけは効かないらしい。もしくは、刺されまくって抗体を作るか…

人が全然いなくて不安になる。
聞こえてくるのは川の音と鳥のさえずり。
まぁ、これが好きでもあるんだけど。

途中マウンテンバイクを押して登ってる人を見つけたときは嬉しかった。
異国の地で日本人に会う感じ。ジーパンでこの山は辛いだろう。
 しかし、ノーヘルだったのが残念。マウンテンバイクとはいえ、この荒れた路面を
下るのは危ない。変なところに命をかけるのはモッタイナイ。
結局車は一台もすれ違わなかった。下ってくる自転車乗りは2人いた。

ガーミンの地図による頂上のようなところで記念撮影


あれ、看板ないのかよー。
有間峠そりゃないよ~とボヤきながらちょっと下ったらまた登りだったw

シューシューと前輪から音が鳴り出したので、パンクか!?と思い
ストップ ザ シーズン。

木の枝が擦れてただけだったw

1km弱登ったら見えてきた。
バイクがたくさん止まってる。
看板ありました!!
有間峠制覇だぜっ。2:30ぐらい
バイクライダーさんたちが記念撮影のためにバイクを退かそうとしてくれた。
ありがたかったけど、証拠写真だけ撮れれば良いのでお断りしたw

ライダーの方と少しお話した。お決まりの自転車でこんなとこ来るの変態だねぇ的な
内容だw 秩父側の様子を聞いたら、こっちの方が酷いよとのこと。ガックシ…
砂利や砂が多いらしい。爽快な下りを期待していたので誠に残念。

確かに酷い。
麓付近にきたらけっこう綺麗なところもあってそこは楽しかった。
でもすぐに危うそうな場所に出るので、ブラインドコーナーは先に何があっても
対応できるような速度までブレーキングした。

 森の仲間達

秩父はスケールが違う。
山に囲まれて僕は幸せだァ。


セーブオン秩父影森店 3:40
久しぶりに人里に下りてきた感じ。
腹が減ってきていたのでしっかり補給。
あとは裏定峰峠を越えて帰るのみなんだけど、慎重にいく。


 定峰峠
斜度も緩く安心して登れた。
けど、左膝に少し違和感。BRM616といい、150km以上になると痛くなってくる様子。
クリートポジションを見なおそう。

落合の店でコーラを補給して帰路につく。




海外旅行の会議があったので早く帰りたかったけど、ルートの選択を失敗した。
白石峠まで登ってときがわ町抜けて帰れば間違いないのは分かってたけど、
もう登り飽きたのと爽快な下りを楽しみたかったので熊谷の方から帰るルートをえらんでしまって遠回り。

東へ東へ進むサイクリングロードはずっと向かい風w
ヘロヘロでしたよ。
本田の車の数が前より増えてた。好調なのかな?
この光景を見るとドラゴンボールのメタルクウラを思い出す。

ツール・ド・奥武蔵を丸々走ったらかなりキツイことがわかった日曜日w



Time 09:18:33
Elapsed Time 11:46:34
Max Speed 66.7km/h
Avg Speed 20.3km/h
Cadence 70
Device Garmin Edge 705
Bike SLC01

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