Over the Hills and Far Away: 夏の思い出~アタック299

2011/08/07

夏の思い出~アタック299


8月6日、恋焦がれてたアタック299に参加してきた。(
結果から言うと、、DNF
did not finish、無念のリタイアでした・・・
本当に悔しい。

前日の8/5金曜日に午後半休をもらって、NEWコンポーネントのインストール&調整して19時ぐらいに寝ようと思ったら思ったより時間がかかって結局20時に・・・
イベント前にコンポなんて変えるんじゃなかった。いきなり本番だから綿密な調整が必要になるんで時間が非常にかかる。自分でディレイラーの調整はできるけど、もともと得意じゃない。このネジを時計回したらどっちに動くんだっけ?て状態でいつも調整してます。
いざ寝ようと思ってが、全然寝れない。寝ない状態であのルートなんて走れない、なんて焦ると
さらにドツボにはまって余計寝れない。ずっと横になってたが、まともに寝ることは出来なかった。
結局、睡眠時間は細切れの1時間程度・・・

バナナ2本とウィダーインゼリー的なものを補給して、出発。
途中、水を飲もうとしてボトルを忘れたことに気付く・・・ボトル無いと死ねるのでいったん帰宅。
このロスのせいで豊水橋の集合場所にスタ-ト10分前ぐらいに着いて、
慌ただしく出走サインなどを行ったてすぐスタート。

スタートして1kmぐらい先頭を走っていたが、急いで自走したせいで腹が減ったので
コンビニにピットイン。オニギリとアンパンを買って出ようとしたら、店員のあんちゃんに
「何か、イベントですか?」と聞かた。すぐに後続のライトアップされたプロトンが来て
「すげぇ!」って声上げてた。確かに深夜を走るあの集団は、傍から見て異様だったw

コンビニを出て、一人ぼっちになってプロトンから離れるべきじゃなかったかぁと
思いながら走ってたら5kmぐらいいったぐらいの飯能手前で合流できた。
最後尾につかせてもらって、山伏峠の入り口まで楽することが出来た。
いざ、脚を休められたのでけっこう登れるんじゃないかと思ったけど、脚が激重でだるい・・・
どんどん遅れ始めて自分一人になった。深夜のヒルクライムは怖かったw
頂上に着いた頃には少し明るくなってたけど、まだ暗い。
ECUのサポートカーが待機してくれてたので補給をとって、@tarowaxさん、@kobassoさんらのメンバーと合流。暗くて誰が誰だかよく分かってなかったけど。
山伏峠をゆっくりめで下り、そのままのトレインで63kmぐらいの志賀坂峠手前の
セブンイレブンで休憩。
また、ここでサポートカーより補給をうけました。
すぐに出発しようとするメンバーに「自分はもう置いてってください」と言いもう少し休憩。
もうついて行ける自信がありませんでしたw 完走するためには自分のペースで走ることが
重要だとふみました。これから先、麦草峠のゴールまでECUの方には一度も会わなかったw

また一人で志賀坂峠峠をのんびり登ってるときに@fujisaaaaanさん、@suque_bienさんに
軽快に抜かれる。すごいペースだった。

十国峠手前の公式補給ポイントで長めの休憩をとった。
コーラを3杯もいただいて、塩をぶっかけて食べたトマトが美味かった。
そして心底寝たかった。
一番つらいと聞いていた十国峠に覚悟を決めて出発。
確かにきつかった。序盤の橋手前から始まる斜度15%近くあるところが直射日光がさしてて
とくに辛かった。最後に少し下って登り返すところも精神的に嫌だ。せっかく登ったのにもったいないという気持ちになる。
登りきったら長野県との県境だった。軽井沢行った時に引き続きまた自分の足で
埼玉から長野まで来ましたよ。

ここで上野村で追いつかれた@jun090309さんにまた追いつかれ、麦草峠まで一緒に走った。
十国峠からの下りは、走りやすくスピードが出せて気持ちよかった。

麦草峠前のチェックポイントでサイン。
12時でタイムアウトだったけど、間に合ってしまった。と言うのも十国峠までですでにお腹いっぱいで、麦草峠というメインディッシュは食べたくなかったw
ここでも長めの休憩をとった。体育座りで目を閉じたら、どこかに飛んで行きそうで、横になったら熟睡できそうだった。
山の上の天気が怪しいねなんて話しながら、覚悟を決めた。
麦草峠を登らなければ、目標である完走は達成できない。

嫌な気持ちにさせる看板でパシャリ。
26kmの登りなんて初めてです。今まで車坂峠の12kmが最長だった。

標高800mからスタート。登り始めてすぐパラパラと雨が降ってきて、これぐらいの
雨なら涼しくて歓迎だなんて思ってた。
だんだん強くなってきて、10km過ぎたぐらいで本降り・・・
それでも登り続けて、スキー場手前の公式補給ポイントで梅干しとコーラをいただいて、
あと10kmと聞いて「よし、行こう!」って力強く再スタートしたが、ちょっとしたら
バケツをひっくり返したような土砂降り・・・
道が川みたいになった。
堪りかねて、建設機械が置いてある屋根が付いてある場所に避難。



@jun090309も自分も寒くって震えてる。まさか、真夏に凍える思いをするとは夢にも思わなった。
しばらくしても雨は止まないし弱くなりもしない。寒さは増すばかり。

完走したい気持ちは強かったが、あまりの寒さに心を折られた。
本部に電話をしてリタイアの旨を告げた・・・

下るのも地獄登るのも地獄と思って、ECUの方に連絡取ろうとしても電波がない。
あとから聞いたけど、頂上はどのキャリアも電波無くて、衛星電話しか通じないらしいw
ブルブル増えながら迷っていたら、ECUのサポートカーが!仏様に見えました。
自分とバイクを回収してもらって、麦草峠のゴールヒュッテへ。
自分の脚でたどり着きたかった。
でも、無事に生還できたから良かった。

頂上で豚汁などをいただいてもずっと震えが止まらなかった。
縄文温泉に入ってやっと回復。山の天気は怖い。

計画していた麦草峠から自宅までの自走も断念。
睡眠時間が足りないことから、走ってる途中から止めておこうかなと考えてたけど、
雨がそれを決定づけた。
サポートカーに乗っけてもらって豊水橋まで帰ってきた。

来年こそは完走したい。


豊水橋までの自走 + アタック299
Distance:  200.83km
Elevation Gain:  3,628.6m
Time: 8h:39m:08s
Rest: 4h:27m:06s
Avg Speed: 23.2km/h
Avg HR:  154bpm
Max HR:  192bpm
Avg Bike Cadence:  75rpm
Max Bike Cadence:  118rpm

豊水橋から帰路
Distance:  34.23km
Elevation Gain:  33.3m
Time: 1h:20m:09s
Rest: h:17m:55s
Avg Speed: 25.6km/h
Avg HR:  N/A
Max HR:  N/A
Avg Bike Cadence:  79rpm
Max Bike Cadence:  110rpm

標高…何度見ても山を4つ登るすごいコースだ。
 心拍数…だんだん弱気になって下がっていってるw
後半はLSDペースで登ってた。情けない。
 ルート


よく走った1日だった。睡眠時間1時間でも結構走れるもんなんだな。

4 件のコメント:

  1. お疲れ様でした!
    イベントの前々夜は極力徹夜しておけば前夜は眠くてコロッと寝れちゃいますよ
    僕は200ブルベなら仕事明けで出ちゃいますがw

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  2. ありがとうございます!
    ちょっとだけ夜更かしして努力はしたんですけど、
    まだまだでした。
    仕事明けでそれはあり得ないw タフですね~

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  3. お疲れさまでした!
    来年は一緒に走りましょう!
    SNSのほうに写真も載っけたので見てくださいね。

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  4. サポートにまわっていただき、本当にありがとうございました!
    一緒に走ってブルベ走法盗みます。
    写真ダウンロードさせてもらいますね。

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