Over the Hills and Far Away: 大暴落

2011/03/15

大暴落


東日本大震災による電力不足や原発事故の深刻化で、日本経済の先行きを不安視した
パニック売りに見舞われ全面安となった。

終値は前日比1015円34銭(10.55%)安い8605円15銭
昨年来安値を更新し、2009年4月28日(8493円)以来、約1年11カ月ぶりの安値水準に下落した。下落率は歴代で3番目の大きさ、下落幅でも17番目の大きさとなった。
11日の東日本巨大地震の影響を受け東京電力福島第1原子力発電所で爆発が発生。株式市場の昼休み時間中に記者会見した菅直人首相が「さらなる放射性物質漏洩(ろうえい)の危険が高まっている」と発言したことを材料視する売り注文が殺到した。

管は、黙っててくれないかな。
東電社員を叱責とか無意味なことはやめて、現場はプロに任せるべき。
パフォーマンスみたいなことやってないで、復興計画を打ち立てて国民を前向きな気持にして欲しい。


福島第一原子力発電所の問題は起こるべくして起こったのかも知れないということを見たので
あげておく。


福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ
2007年7月24日 今回の事故原因に関する問題に関して共産党から指摘されている。
福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された 核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのため私た ちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。
柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策をとるよう強く求める。
様子見て、超微力ながら東京電力株買い支えようと思ったけどどうなんだろうこれ。なんで拒否したんだ?
人的要因がほとんどなんだろうか。

「計画停電」による経済損失は、年間GDPを1%超押し下げるとの試算も出てきてるとのこと。
電力不足深刻だ。完全に元通りになるには2,3年かかるらしい。
今後、原発の是非が問われるんだろうな。


おかねのこねた:豊かで、健康で、活動的な人生のための投資メモ(春山昇華)より
不思議なことに、3月10日に東京電力の関係者(かなり偉い方)とお話をする機会があり、原発の安全性に関してもいくつか話を聞いた。
1.日本の原発は世界的に見て過剰なほど安全に手間暇をかけている
2.過去の事故は、決まった手順を無視した事で発生している
3.原子力発電無しの日本は、(あ)電力料金を大幅に引き上げる、(い)環境破壊を受け入れる、という2点を国家的な合意事項にする必要がある
こんな会話だった。
(なお、決して東電という企業寄りの会話では無かったことを記しておきたい。)
個人的には原発は必要だと思う。
脱石油を目指さないといけないだろうし、途上国のような不安定な電力で暮らすことなんて
もうできない。もっと原発のことを知ってから考えよう。
今は、事態が早く収束してくれることを祈るばかり。

メモ:あとで読む
■原発がどんなものか知ってほしい(全)平井憲夫
■東大原子力系卒業生および有志協力チームから原子力まとめ

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